研修概要

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~メンタルヘルス、セルフケア×視覚化スキル~

「オンラインが進むなかでの思考整理術」

障害福祉×グラフィックレコーディングを組み合わせたメンタルヘルス

セルフケアができないことが、自己管理能力の不足ではありません。

劇的な社会環境の変化、オンラインによるビジネスが広がるなか、

精神(メンタル)の管理はこれまでのケアでは追い付かなくなりました。

これからの人事部門の大きなテーマです。

人に相談できないこともある、自分への相談の術を視覚化スキルによって身につけましょう。

本研修では、セルフメンタルヘルスに関する知識を身につけて、思考を整理して働く術を学びます。

  • メンタルヘルスについての知識を得る。
  • 自分や他者との心地よく健全に関係を築くためのスキルを身につける。
  • 自分や他者の気持ちや状態に目を向けることへのアンテナ立てる。

 

問題意識

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世界経済フォーラムとハーバード大学公衆衛生大学院が発表した研究によると、メンタルヘルス疾患(および関連する結果)にかかるコストは、2010年の2.5兆ドルから、2030年には世界全体で6兆ドルに増加すると予測されています。

世界経済フォーラムとハーバード大学公衆衛生大学院が発表した研究によると、メンタルヘルス不全のコストは、がん、糖尿病、呼吸器系疾患のコストを合計したものよりも大きいとのことです。

現在、世界中の人々がCOVID-19に関連するストレスや社会的制約と闘っている中で、メンタルヘルスは、社会の重点分野になっています。

世界で広がる問題は、日本社会にもすでに多くの企業で広がりを見せています。

出典:World Economic forum「ental Heaith」 Strategic Intelligence (weforum.org)

 

対象者

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  • すべての階層の方に適しています(新入社員、若手社員、中堅社員、管理職層)
  • このコロナ禍において、特に1~3年目程度の新入社員、若手社員に受講いただきたいカリキュラムです。

 

メンタルヘルスとは?

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精神面における健康のこと。

日本語では精神(的)健康、心(こころ)の健康と称されることが多い。
精神疾患からの回復だけではなく、社会・職場・家庭等の環境に適応できているか、
いきいきと仕事ができているかといったポジティブな部分も含めた意味合いで使われることが少なくありません。

*厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネットより)

補足:ウェルビーイング (WELL-BEING) あたま、こころ、からだ 全てが健康な状態

#セルフケア
厚生労働省の「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」にも載っている「セルフケア」早期に自分で気づき対応す
ることや周りのひとの協力を得ることが求められてきています。

 

どうしてセルフケアが必要なのか?

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「メンタル不調?自分は大丈夫」という意識が強いです。

一部の人がなるもの?心が弱いだけ?

「人に迷惑をかけるな・人の気持ちを考えろ」教育が行きつき

自分の気持ちを考えたことがありますか?

自分に目を向ける機会が少なく、情報の渦化

他人軸、誰かの正解に侵されていませんか?

 

どうして視覚化が効果的なの?
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セルフケア・メンタルヘルスに視覚化スキルが効果的!

講師が実際に視覚化スキルを使って表現してくれています。

コロナ禍における人事部門ができる施策

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このコロナ禍において、働く環境は激変しました。

これまでの日常のように職場で上司や先輩にコミュニケーションをとりながら働くことが困難な状況です。

2020年の夏以降、職場でメンタルケアに追われいてるという人事からの話をよく耳にするようになりました。

セルフケアができないことによって

・自己肯定感の低減による離職リスクに増加

・環境適応できずにストレッサーに気づくことなくメンタル障害

に繋がりやすい環境があります。

今、人事部門ができることは、メンタル障害が起きる前の未然防止策の教育施策の実施です。

 

研修の全体像

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どんなことを学ぶのか?

ワーク1 グラフィックスキルを身につける(視覚化スキル)

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ビジュアル言語で学ぶ

日本語だけでは表現できない感情や思考を、視覚言語で表現できるようにします。

言葉だけだと表現できないもの、伝わらない感情をより明確化したり、整理したりするものです。

言葉にしつくせないものをどのように表現するのかを表現できるようにする。

*ひらがなを習った時のように、グラフィック言語を学ぶ

*個人ワーク、グループワーク 

*他者に伝える技術というよりも自分自身の思考整理術のためにグラフィックレコーディングを学びます。

「ワークイメージ」

 

ワーク2 自分の今は?

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自分の今を視覚化する

感情や思考を見える化できるようになることによって、自分の不調を気づいたり、違和感を感じることをできるようにします。

①今の状態を描く(参考:発達障害支援プログラム)

②私が私でいられるアイテム(元気なうちに元気を保てる方法)精神医療、福祉

不調になる前に自分が元気でいられる方法を見える化する。

*個人ワーク、グループワーク

「ワークイメージ」

 

ワーク3 視覚化してセルフケアとは?

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「ちぐはぐさ」が生む、メンタル不調の引き金?

ちぐはぐになっていないか、自分の感情に嘘をついて行動をしていないか。

こころと体の行動がバラバラになっている状態ではないか?

 

要するに思考停止に?

これらが積み重なると不具合が出てきてしまいますね。

思考停止になりやすい「いま」だからセルフケア

手を動かして、あたまと、こころを動かそう。

視覚化スキルを身につけてポップにハッピーにセルフケア

 

これらの知識を得ることで目指すはウェルビーイング。

頭と心と体が健康でつながっている状態です。

どこかに違和感や嘘になった状態だと、ずれが生じたり、うまくいかない。

その違和感を知るすべを身につけます。

自分自身をサスティナブルな状態にするために、無茶をさせないで、

自分で健やかである状態を大事にする術を身につけましょう。

 

研修カリキュラム

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 カリキュラム
0はじめに イントロダクション
1メンタルヘルスとセルフケアとは?(学び)
2自分の今を視覚化する(ワーク)
3これからをイメージする視覚化する(ワーク)
4あなたができること「セルフメンテナンス」 (学び)

*半日研修、1日研修に対応しています。

*オフライン研修、オンライン研修、いずれにも対応して研修実施しています。

 お気軽にご相談ください。

 

受講者の声

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  • 私は人の流れに合わせる事が今まで多かったですが、今回の学びで人の意見だけでなく自分の意見も我慢せず主張していき自分の心、精神を守っていこうと考えました。

    私も講師の方と同様に「マヒ」思考停止するタイプです。過去に一度限界を迎えたことがありました。これからは「マヒ」しそうになることがあれば、視覚化して自分を守っていきます。

  • 視覚化をして交換、共有することによって、コトバのコミュニケーションが広がる事を学んだのでこれから先仕事が始まってから実践しようと思った。

  • 今までは、日々の生活に精いっぱいで自分と向き合ったり、仲良くしていく時間を取れていなかった。
    これからはしっかりと自分と向き合う時間を作り、今の現状について知ったり、思いや考えを整理していきたい。気持ちが浮き沈みしてしまうこともあるかもしれないので、コトバグラフィックを活用しながら心を健康に保ち、周りの人とも健全な関係を築いていきたい。
  • 積極的に自分の気持ちを視覚化していく習慣をつけようと思います。
    人に目を向けることが大事だが、自分にも向けて、セルフケアに実際に取り組んでみる。
    心、体、頭がちぐはぐになっていないか、疑う。

  • 自分は自分と嫌な自分でも受け止めようと思った。
    自分に目を向ける時間を作ること。
    セルフメンテナンスフロー7をすること。(目を向ける・整理する・受け止める・咀嚼する・アクションする)
    考えすぎず、感じること。

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フォローアップメニュー

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1回限りの研修では、意識づけ、知識の定着、行動変容はなかなかできない方も多くいらっしゃいます。

Human abundanceでは、サポート体制の充実を図り、クライアントのニーズに合わせたフォローアップメニューを実施しています。

 

1.パーソナルミーティング対応:セルフマネジメント

オンラインにて1対1の個別対応を実施。思考や感情の整理を講師とともに行なっていく。

自身が自分の状態に気づき、マネジメントしていけるようにサポート致します。メンタルヘルスの観点でも効果的なスタイルです。

 

2.オーガニゼーションミーティング対応:ナレッジマネジメント【伴走型】

講座で身につけたスキルや内容の定着、活用に向けて実施。

かくトレーニングをするとともに、かいたものに対して講師がアドバイスを致します。

組織での実施とはなりますが、それぞれの能力に応じてアプローチして参ります。

 

3.オーガニゼーションミーティング対応:ナレッジマネジメント

専門家である講師がかき、まとめる形式です。

組織の中で暗黙知になっている部分を視覚化することで形式知にしていきます。

客観的かつ俯瞰してみることのできる立場からの視点提供をすることで、組織内コミュニケーションの向上に寄与します。