概要

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Schumpeter(1926)はイノベーションを、従来の慣行の軌道から軌道そのものを変更し、「循環」からは理解できないような経済発展を対象としたが、イノベーション人材の育成施策にも、軌道変更が必要なのではないだろうか。

企業の基本的な役割が変化する中、企業で働く人材は、社会問題や今ある我々の諸問題に対処しながら、ビジネスを進めていかねばならない。社会問題のひとつには環境問題があり、環境問題を内包している地域社会問題を解決していけるイノベーション人材である必要があると考える。

イノベーション人材とは、情報に対しズームインとズームアウトを同時に行いながら取り込み、得た知識と知識を組み合わせてアイデアを生み出すことができる人材のことをいう。

「イノベーション人材定義」

出典:BSS作成

日本企業の人材育成施策が、職場内でのOJTやOff-JTに留まる中、弊社は物理的な職場の外へ着目し、企業へ「職場外学習」の機会を研修カリキュラムとして提案、実施している。

カリキュラム

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本研修は、社会課題を解決する6ヶ月間に渡るカリキュラムである。その間、社会課題の学習や、現地に赴き地域課題に触れるフィールドワークを行い、課題解決の提案までを行う。

全体を通して地域と密接に関わることが出来、それぞれの地域の持つ課題に踏み込む教育カリキュラムとなっている。3~5名程度のグループを最低3チームできる人数構成で行い、下記6つのコンテンツを進めていく。

  1. 1.オリエンテーション:プログラムの概要、目的、ねらいを理解
  2. 2.社会課題のインプット:課題設定を行うため、テーマ領域に対して仮説をもつためのインプットの学習。社会課題に対する問題を認知し、何を.問題として取り扱うのか、受講者が考える。
    テーマは、経済・環境・社会のトリプルボトムラインにSDGsの17の項目を落とし込み、設定している。
  3. 3.課題設定:グループ内のメンバー間で相互に話し合い、何について調べるのか決定する。自主的にそれぞれが学習することを推奨
  4. 4.洞察:仮説と現実(洞察から得られる情報)の乖離を明確にする。どうしたら解決できるのか、実践的、また論理的に導き出す
  5. 5.解決策立案:洞察から得られた知識をもとにして、問題解決に適応
  6. 6.プレゼンテーション:プログラムによって学習してきたことをまとめ上げ、地域住民や行政との合意形成
  7.  
  8. 「全体カリキュラムイメージ」

*インプット研修、フィールドワーク共に、コロナウィルスの状況に応じて、オンラインでの実施や、オンライン+オフライン組み合わせてのハイブリットでの研修を実施している。

「インプットとアウトプット(グループワーク)の組み合わせ」

効果

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イノベーション行動は、「社会課題のインプット」×「直接的な経験」をプログラム内で行き来することにより生まれる。本研修カリキュラムでは、課題設定を行う為に学習し、自らが現地に赴き「フィールドワーク」において直接的な経験を得ることで、下記のような効果が期待できる。(なお、コロナ禍においては、オンラインにて現地と繋ぎ、フィールドワーク体験を行っている。)

■当事者意識

圧倒的な当事者意識獲得に偏重していく社会において、匂いや音などの直接経験による事実の把握の獲得による省察が、圧倒的な当事者意識の向上につながる。

■創造的想像力 

創造的想像力は「経験に基づく知識を定着し、他の知識と関連付けて新しいアイデアを生み出す力」である。イノベーションは、物や力を結合することであることから、この創造的想像力の開発は非常に重要である。

■情報認知力

情報認知力とは「情報を認知し知識とする力」である。情報を知覚したうえで、知識として認知する力である。情報過多社会においては、情報は目の前をスピーディに過ぎ去ってしまうため、情報認知力を養うことは重要である。

■関連付ける力

関連付ける力とは「知識と知識を関連付ける力」である。既存知識と新たな経験から得た知識を結合する力である。

「BSSが行うカリキュラムにおいてイノベーションアイデアが生成されるプロセス」

出典:BSS作成

カリキュラムの特徴

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POINT1 環境に対する教育を公益財団法人日本生態系協会との連携し実施

SDGsを始め環境に対する取り組みが注目を集めています。BSSでは、公益財団法人日本生態系協会との連携をすることによって、企業が適切に環境に向き合うことができる教育カリキュラムを提供しています。知識としてSDGsやESGについての概要を知るだけでなく、環境がどのような歴史があり、どのような問題が生じていて、グローバルではどのように保全活動や修繕が行われているのか知ることから、環境問題に潜む本質の理解を進めることができます。一般的な研修会社が行っている知識のインプットに留まることがない、公益財団法人日本生態系協会との連携できるBSSならではの研修カリキュラムです。

*組織:公益財団法人日本生態系協会 (fieldwork (ecosys.or.jp)

POINT2 全国の体験教育を行っている組織や専門家との連動

BSSでは、一般社団そらの郷(DMO)越後田舎体験推進協議会などの体験教育を手掛けるNGOやNPO、北海道、岩手県、新潟県、徳島県、鹿児島県などの商工観光部署と手を組んでいる。連携では800の組織と連携し、企業のニーズに合わせた地域のアテンドできるのが特徴です。

*職場外学習を内製化する場合の注意点はこちら → BSSが行うワークプレイスラーニング(職場外学習)における役割とは

POINT3「社会課題のインプット」と社会課題を「直接体験するフィールドワーク」を組み合わせるPBL(Project based Learning)を行える

体験型研修カリキュラムを提供しています。体験型と聞くと、農業体験や漁業体験を行うカリキュラムを想像する方も多いですが、BSSが行う体験型カリキュラムとは、「社会課題のインプット」と社会課題を「直接体験するフィールドワーク」を組み合わせて実施するカリキュラムです。

「社会課題のインプット」は、環境や社会そして、経済についての社会課題を俯瞰してみることができるように学習するカリキュラムです。社会課題を「直接体験するフィールドワーク」は、「社会課題のインプット」で得た知識を、実体験を踏まえて学ぶカリキュラムです。

この「社会課題のインプット」と社会課題を「直接体験するフィールドワーク」を行き来するワークを実施することにより、知識と知識を紐づける拡散的想像力を向上させることができるようになります。

教育テーマ

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企業の教育ステージに合わせ、テーマ、目的、目標に応じてカリキュラムをカスタマイズし研修を実施する。

イノベーション人材の育成のみではなく、コミュニケーション能力や異文化に触れるメタ認知研修など、すべてBSS独自のカリキュラムである。

実績

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弊社は、ESGやSDGsについての問題意識を高く持ち、未来を見据えた人材育成を実施している企業や、産業の発展、又、共に働く人材の豊かな労働環境の充実を目指している組織に対し、各企業や組織の持つテーマやニーズに沿いながら、人材育成プログラムを提案、実施している。研修実施前に企業・組織と打ち合わせを行いながら、より効果的なプログラムを作成し、提案を行っている。実績として、下記テーマにて本研修を実施している。

企業名

(1)株式会社ヤフー八戸センター 

(2)全国漁業協同組合連合会 

(3)フード連合 

(4)サントリー労働組合 

(5)サッポロ労働組合 

   その他

企業の取組みテーマ(一部抜粋)

・人財育成×地域活性化をテーマに実施

・世界の自然環境問題の歴史と概況の理解から日本の水産環境について考える活動

・一次産業の実態を知ることから、食の未来を考える活動

・人間力を高める活動

・社員のより良い労働環境の実現のための活動

・その他

お客様の声

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  • この研修は、これまでの研修の範疇の外にある研修。社員育成の視点で、このような研修を求めていた。
  • 工場での職場体験を通して、自分の生活が支えられているところから派生するんですが、今の自分のやっている仕事が誰かに影響を与えているのかもしれないと思った。
  • 自分たちの状況を外から見るという点で工場見学の体験が行ってみての音や匂いや照明の暗さとかどれくらいの時間立ってこの作業しているとどこが痛くなるとか、私たちとは異なる環境で仕事している人たちを見て、自分たちこんなあったかいところで座っていい環境で仕事しているなと思ったり。
  • 今まではこうですと決められたものがあると、ま、それならいいかと思うことがあった。今は他拠点がこうだからこれでいいの?と思うことができて他拠点と違うことができたりして、本当にこうでいいの?と思えるようになりました。
  • 当事者意識ですかね。水産業の問題ってそんなに身近に感じてなかった。環境問題には関心はありますけど、そこと地域の水産業が繋がってなかったので、調べてみてそういう影響があるのかとわかってみて、会社と絡めて何かできるかもしれないですけど、自分1人の意識が変わっただけで何か変わるかもとは思った。
  • 今は現在与えられている業務について考えているけど、社会問題とか世界問題とかを含めて、じゃぁ自分が今できることはなんなのか。今の業務しか見てなかったところが社会課題を見るようになったというか。
  • 担当の方の話を聞いて細かいディテールがあってそれを感じることができた。
  • 細かい部分の空気感を感じることができたことから。
  • 現状把握のところが一番ですね。空気感とかを知ることができた。加工体験もそう、現場に行ったというのがそう。
  • 現場を体験したところは知らないものだった。当社に来てもらってインタビューもできてそれがあったので、より鮮明なアイデアに繋がった。
  • 今は、事実の吸い上げから、違った目線で見れるようになっていると思う。情報採るためにコミュニケーションをとってはいた。今までもやってたと思うけど、事実よりも自分のこだわりとかが勝っちゃって。こうだからこうに違いないとか、多かった。

教育施策に軌道変更を行うとしている企業様、

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