できるビジネスマンは期待値を知っている

私はこんなに会社のためになること必死に考えて、起きているほとんどの時間を費やして頑張っているのに、会社や上司は評価されない。

もしかすると、あなたもそんなモヤモヤを抱いているかもしれなません。

経営者の方も、こんなにいつも考えている方針を伝えているのに、10%も社員に届いていない、どうしたらいいんだとお悩みになっている方もいらっしゃいます。

コミュニケーションの重要性が唱えられていますが、一つ忘れてはいない考えがあります。
それは期待値をしっかりと認識する、認識してもらいながら仕事をすることです。

この期待値の考えを理解しているか、理解していないかで企業の業績に大きな影響を及ぼしたことがあります。

そこで、本日は期待値についての考えをお伝えしますので、ぜひ皆さんの会社で実践してみてください。

 

期待値ゾーン

様々なケースで、人は他人にお願いをします。上司は部下に、お客様は営業マンに。

そして、経営者は社員に方針を伝え、進む方向性を示し役割を全うしてくれと支持を出します。

誰しも、人に何かをお願いするときは、それぞれ期待を込めてお願いをしています。

それをビジネス・サクセスストーリーでは期待値ゾーンをと呼んでいます。

期待値ゾーンを基準にして、できるビジネスマンになれるか、誉められる社員になれるかの一つの線引きになります。

・期待値ゾーンを超える仕事 → できるビジネスマン

・期待値ゾーンの仕事    → 及第点のビジネスマン

・期待値ゾーンを以下の仕事 → 次の仕事はなかなか回ってこないビジネスマン

 

期待値ゾーンは千差万別

ビジネス・サクセスストーリーでは、誰しも基本は誉められたい。

しっかりと仕事をしたいとう欲求を持っている考えています。

それにも関わらず、要求をしてきた方の期待値ゾーンを超える仕事をできないのは、なぜでしょうか?

それは、人それぞれ、期待値ゾーンの内容が異なっていることを認識できないことが大きなポイントになります。

汎用的な期待値ゾーンがあるわけではないのです。

一般的な仕事の期待値ゾーンとしては、クオリティやスピード、積極性があげられます。

通常であれば、期待値ゾーンにあるクオリティ、スピード、積極性を満たし仕事をできれば、できるビジネスマン、できる社会人となるわけです。

しかし、人それぞれ期待値ゾーンは異なります。

人によっては、クオリティ、スピード、積極性、プラスα 柔軟性やサービス性など、追加して求められます。

経営者層に近づけば近づくほど、経営を左右する判断をしなくてはいけませんので、緻密性を要求します。

誰しも、期待値ゾーンが一定であれば、その期待値ゾーンに向かって頑張っていけるのですが、一定ではないのが難しいところです。

できるビジネスマンになるためには、まずは要求相手の期待値ゾーンを知るところから始める必要があります。

期待値ゾーン、要求相手が何を求めているのか?スピードなのか、クオリティなのか、それとも誠実な姿勢を示すことなのか?もっと他にあるのか?これを認知できることによって、仕事に費やすパワーを間違わずに済むようになります。

 

いくら頑張っても評価の対象外になってしまう

以下に、期待値ゾーンを理解して行動できるパターンと、期待値ゾーンをよく理解できずに行動してしまったパターンを示しました。

期待値

企業の中を見てみますと、周囲の方の期待値をしっかりと認識できて働けている方は、非常に少数です。

 

期待値ゾーンを認識できない事例1

例えば、経営者が今季の目標は、新規のお客様で2,500万円の売上、既存のお客様で2,500万円の売り上げをあげてくれ!と、目標を掲げたとします。それが経営者の期待値ゾーンなのです。

ただ、A社員は勝手に解釈を始めます。5,000万円の売り上げをあげればいいでしょと。

結果、社長!私は今季、新規のお客様は1,000万円でしたが、既存のお客様で4,000万円売り上げることができましたので、5,000万円の売り上げを上げることができました。やりました!評価してください!!!と自信満々です。
ここが落とし穴です。

社長は、将来を見越して、売上の構成までの方針を示しているのです。ただ、単純に売上をあげることを期待値ゾーンに掲げているのではないのです。残念ながら、A社員は社長から誉められることはありません。

 

期待値ゾーンを認識できない事例2

美容サロンでの出来事です。

お客様は、髪の毛をかわいくカットしてもらうことは勿論、リラックスすることを目的に美容サロンに来店してしました。

お客様はリラックスしたいと思いながら美容サロンに来ていますので、カット中は雑誌でも見ながら、あまり会話はしたくない気分です。

ただ、そのお客様の期待値ゾーンを認識できない美容師さんは、驚くほどのマシンガントークを繰り広げました。
それはお客様のため、良かれと思って行っていたのです。お客様は思います。ゆっくりしたかったのに、、、次は別のサロンにいってみよう。

こんなことが組織の中、お客様と営業マンの間で行われています。こいつはできるな!こいつは何でわかってくれないんだ、、、

 

まとめ

コミュニケーションが複雑化する社会では、ますます期待値ゾーンを認知できる方が少なくなっていくことが予測されます。

できるビジネスマンになるため、一歩でも二歩でも周囲に差をつけ、働いていくためには、まずは要求相手の期待値ゾーンを知って、集中して働いていける環境をつくり上げましょう。

 


 

kawaku_blog川九健一郎

株式会社ビジネス・サクセスストーリー代表取締役。

組織開発・人材育成、地域活性化サービスのすべてのディレクションを担当。