【コラム】あなたの会社のイノベーションとは?

小さなイノベーションから始めよう!

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みなさんは、イノベーションという言葉から想起するのは、何であろうか?

多くの方は、0から1を生み出す「技術革新」をイメージする方が多い。

 

確かにSchumpeter(1926)は、従来の慣行の軌道から、軌道そのものを変更し、「循環」からは理解できないようなイノベーションを対象とした。

この軌道変更を、連続的適応による小売店から大規模な百貨店が形成されるような連続的な変化と、駅馬車から汽車への変化を例示し、後者の現象を研究対象としていることは、イノベーション研究において既に多くの人に認知されている。

この経済発展の理論は、多くの研究者によって議論展開されてきている。

シュンペーターの経済発展の理論は、非連続的で画期的なイノベーションを念頭に置いているが、経済への影響で言えば、連続的なイノベーションでもいいのではないだろうか。画期的なイノベーションは、市場にとっても企業にとっても、経済発展というとてつもない インパクトを生み出すが、ごくまれに創出されるイノベーションでは、サステナブルな企業活動としては物足りない。

漸次的で連続的なイノベーション、改良に改良を加える小さなイノベーションをもたらすことが、「パラダイム転換」というような革新的・急進的イノベーションに繋がるのである。

 

馬車を自動車に変えるだけがイノベーションではない

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さてここで、オムロン株式会社の竹林一さん(オムロン株式会社 イノベーション推進本部 SDTM推進室長 / (社)データ流通推進協議会 理事 / (社)官民データ活用共通プラットホーム協議会 外部理事)が、以下のようにおっしゃっていることをご紹介する。

「イノベーションってなんですかね? という話です。わからなかったら、いつも見ているウィキペディアで調べるんです。 

1911年にシュンペーターいう人が、初めて「イノベーション」と言ったんですね。「労働力など、それまでと異なる仕方で新結合することと定義した」ってね。定義したのはいいんですけど、それで「イノベーション起こせ」と言われても、なにしたらいいのかよくわからないんですよ。

ところが、このイノベーションというのはおもしろくて。よく読むと、新しい品質・生産、新しいプロダクトを作れと言ってるんですね。

新しい生産方式を生み出すのもイノベーションだと言ってるんです。新しい販売の仕方もイノベーション、原材料の供給源の新しい確保、これもイノベーションだと言っています。

さらに、新しい組織の実現。これもイノベーションだと。例えば、心理的に安全な組織を作ったら、それはイノベーションなんです。だから、人事であろうが技術であろうが、だれでもイノベーションは起こせるんです。

「イノベーションを起こすぞ!」と言われると、往々にして「馬車から自動車を作らないといけないのか!?」と。そんなものを作れる人はそうたくさんいないですから。ところが、今みなさまがやってるところで、新しい仕組みができて新しい価値を作ったら、それは全部イノベーションなんですよ。」

出典:「新規事業の立ち上げには「起承転結型」の人材が必要 失敗=切腹の武士ではなく、生きて帰る忍者式のイノベーション」

新規事業の立ち上げには「起承転結型」の人材が必要 失敗=切腹の武士ではなく、生きて帰る忍者式のイノベーション - ログミーBiz (logmi.jp)

 

イノベーションを身近にする!

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竹林さんも述べられているように、新しい仕組みを創り新しい価値を生み出すことが、イノベーションである。

これは日々、事業活動の中で皆さんが実践していることである。

イノベーションを大上段に構えずに、取り組んでもらいたい。

 

終わりに、竹林さんがオムロンのイノベーションの定義について話をされているので、ご紹介してまとめとしたい。

「オムロンにおいてはイノベーションって、ちゃんと定義されています。それはソーシャルニーズの創造、社会的課題の解決です。

ところが、うちの創業者はソーシャルニーズの創造、社会的課題の解決は当然のこととして、更にシュンペーターと同様、「新しい価値、新しいものを、新しいやり方で変えたら、それは全部イノベーションだ」

出典:「新規事業の立ち上げには「起承転結型」の人材が必要 失敗=切腹の武士ではなく、生きて帰る忍者式のイノベーション」

 

イノベーションとは何か?

から社内で共有するのが、イノベーション活動の一歩である。