店舗ディスプレイでおさえたい3つのレイアウト方法

レイアウト

 

店舗ディスプレイで様々な工夫を行いながら、お客様を魅了するお店・売り場づくりを行えます。

ただし、すべてのお店・売り場が基本を守って、ディスプレイを行えればいいのですが、
そうはいかない店舗の環境上の問題などがあります。

また、何が悪いのか、お客様があっという間にお店から退店してしまうなどの悩みを抱えていらっしゃるかたも多いのではないでしょうか?

本日は、什器レイアウトでおさえて頂きたい3つのポイントをお伝え致します。

1.お客様の入店率を上げるレイアウト
2.お客様の滞在時間を長くするレイアウト
3.お店の死角をなくすレイアウト

この3点を抑えていただくだけで、随分とお店・売り場が変わりますので、ぜひ参考してください。

 

1.お客様の入店率を上げるレイアウト


私たちが成果の上がるお店・売り場を考えるステップは以下のステップで考えます。

ステップ1:お客様の入店率を上げる
ステップ2:お客様の滞在時間を長くする
ステップ3:お客様と販売員との接点を多く持てるようにする
ステップ4:お客様が購入して頂く数を多くする
ステップ5:お客様の購入単価を上げる

本日は、ステップ1:お客様の入店率を上げるについて、ステップ2のお客様の滞在時間を長くするについてお伝えしていきます。

 

▮ 1-1 カウンセリング理論を取り入れる

VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)は、売れるお店・売り場を創る技法です。
そのVMDの理論に他の専門的な理論も組み合わせることによって、相乗効果を生み出していきます。
取り入れる理論は、コーチングやカウンセリングの世界では基本中の基本として実施されている理論です。

カウンセラーは話をする時に以下の理論に基づき座ります。

 

カウンセリング、コーチングの理論

■対面法

クライアントの真正面に座る方法です。お互いがお互いの領域に正対して座りますので
非常に緊張関係になります。上司と部下の関係性のような空間になります。

■90度法

90度~120度の角度で座る方法です。両者がリラックスできる座り方となります。
お互いの目線が直接的にぶつからず、必要に応じてお互いのことを見ることが出来ます。

皆さんも思い浮かべてみてください。
営業商談の場、面接の場、初対面のデートの場、初対面の方とお会いするときに真正面に座ると、逃げ場がないようで落ち着かないと感じることが。

カウンセリングの場や、コーチングの場では対面法はクライアントを緊張状態にしますので、必ず90度法という理論で座り位置を決定していきます。
クライアントに対して、斜め横か横の近いところに座って話すことによって、クライアントをリラックスした環境を作り出すための実践されている理論です。

この理論をお店・売り場でも取り入れ、お客様の入店率を上げていきます。

 

▮ 1-2 入り口を心地よい空間にする

目指すのは、お客様を圧迫することなく、スムースにお店に入店いただくことです。

入店率を上げるレイアウト

ケース1のようにお客様が入ってくる入口に対して、正面にレジカウンターを設けるのではなく、
ケース2のように入口正面からレジカウンター外してレイアウトしていきましょう。
カウンセリング、コーチングの理論を取り入れたレイアウト方法です。
このレイアウト方法を取り入れることによって、お客様が販売員の目線に圧迫されることなく、お店・売り場に入りやすい環境、レイアウトをを整えていきましょう。
非常に大切なレイアウトの考え方です。

※対面法、90度法の理論は、接客時の販売員の立ち位置にも取り入れられる考えです。
お客様の正面に立って接客するのではなく、90度~120度の立ち位置で接客することによって
お客様に心地よい空間でショッピングを楽しめます。

 

2.お客様の滞在時間を長くするレイアウト


次にお伝えするのは、私たちがVMDを実施する際のステップ2で実施する「お客様の滞在時間を長くする」についてお伝えしていきます。

どんなにいい商品を並べていても、じっくりとお客様が商品を見ることができる環境が整っていなくてはお客様はあっという間にお店を出て行ってしまいます。

什器レイアウト_滞在時間

什器レイアウトは、お客様がゆっくりと長い時間回遊できるようにレイアウトしていきましょう。

店舗環境が狭いなどの理由で、什器を配置できないなどの問題があるケースがあると思いますが、お客様がジグザグと歩き回れるようにレイアウトを行い ショッピングを楽しめるようにしていきましょう。free-shamrock-clipart-Shamrock_Plant[1]

ジグザグと歩いていただくために、観葉植物などを配置することによって効果を上げることができます。
綺麗だから植物を置くというだけではなく、VMDの技術として植物をレイアウトしていきましょう。

 

 

 

3.お店の死角をなくすレイアウト


せっかく、お店に入店いただいたお客様には、お店・売り場を隅々まで見ていただきたいものです。
変わった形の店舗設計のお店であることなのですが、お客様がお店が奥まであるとは認識できずに、入り口付近で出て行ってしまうケースがあります。
数あるお店の中で、せっかく入店いただいたお客様です。
しっかりとお店の奥まで歩を進めて頂き、ご自慢の商品をすべて見ていただけるようにしていきましょう。

死角をなくすレイアウト

そのためには、お客様の導線を意図的に設計することが大切です。

お店・売り場の方はお店の奥に何があるか知っていますが、お客様はどんな商品があるのか、見えていません。

 

店内に→矢印がなくとも、知らず知らずのうちに、お店の奥へと進んでしまうようにPOPや什器、ディスプレイで方向付けをしていきましょう。

 

まとめ


店舗ディスプレイでおさえたい、什器レイアウト方法のご理解は深まったのでしょうか。

1.お客様の入店率を上げるレイアウト
2.お客様の滞在時間を長くするレイアウト
3.お店の死角をなくすレイアウト

意図するディスプレイで、お客様の購買意欲を刺激して、成果の出るお店・売り場を創り上げていきましょう。

 


 

左近允育郎(VMD担当)sakonju_blog

 

 

 

実績

グッチグループジャパン
トッズジャパン(HOGAN,ROGER VIVIER) 商品部ビジュアルマーチャンダイジングマネージャー
マイケルコースジャパン株式会社 ビジュアルマーチャンダイジングマネージャー
マイケルコースチャイナ VMD兼務 ector
クリスチャンディオール株式会社 ビジュアルマーチャンダイジングマネージャー

現在は、ファッション業界だけにとどまらず、飲食販売、雑貨店、セレクトショップ、

美容サロンなどのVMDを実施。

 

【店舗ディスプレイサービスのご紹介】

VMD、店舗ディスプレイサービスの詳しいご紹介を公式ホームページで行っています。

大好きなお店・売り場にするヒントはこちらをご覧になってみてください。

→ https://bs-story.co.jp/vmd

店舗ディスプレイの実績紹介はこちらからご覧いただけます。

→ https://bs-story.co.jp/vmd/vmd-porformance