店舗ディスプレイにVMDが求められる3つのポイント

店舗ディスプレイにVMDが求められる3つのポイント

 

売れる店舗ディスプレイということで、あなたはどのような言葉を思い浮かべるでしょうか?
おそらく、大半のかたは、おしゃれ、センスがいいお店を思い浮かべるかもしれません。
はたして売れるお店は、そういった言葉だけでくくるれるのでしょうか?

ビジネス・サクセスストーリーが考える、売れるお店・売り場づくりは感性と理論の掛け合わせだと考えています。この感性と理論の掛け合わせは、今後の時代、更に求められるようになってきていると実感しています。

感性と理論の掛けあ合わせ、素晴らしい商品・サービスを適切に販売するためのノウハウ≒VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)を正しく取り入れ、あなたが理想とするお店・売り場を実現してください。

なぜ、VMDが求められるかと申しますとそれは時代背景に関係があると考えています。90年代は、資本があり、売れる商品・サービスさえ持っていれば、どんどん売れる社会でした。それが、不景気、不景気といいながら日本全体で見てみると、モノが溢れ、成熟した市場になりました。
これだけモノが溢れていますと、必要に駆られて商品・サービスを購入することさえあれ、何としてもこれが欲しいと欲求に駆られてモノを買うことがない時代になってきているということです。

90年代の小売りを成功させる要素としては、①好立地②クオリティの高いサービス・商品③販売力に集約されていましたものが消費者の欲求が異なる現在は、成功させる要素に変化が求めれています。どんな要素が、売れるお店・売り場づくりに組み込む必要があるのでしょうか?

今日は、私たちが考える売れるお店・売り場に求められるディスプレイ3つのポイントをお伝えしていきます。

▮ 3つのポイント
・右脳に働きかけるディスプレイ
・ちょっと固定概念を覆すディスプレイ
・センスを引き出すディスプレイ

 

1.右脳に働きかけるディスプレイ


これからのディスプレイは、お客様の心に働きかけるパッション(情熱)が必要になってきます。
以前は、POSデータを第一の判断基準として、商品ラインナップをそろえてきた時代がありました。バイヤーは自分で感じるのではなく、世の実績をもとに、お店・売り場の品揃えをしてきたのです。

その結果生み出すものは、

・どのお店・売り場も同じ品揃えで面白味のない売り場
・販売員のお客様のニーズをつかもうとするクリエイティビティを抑え込む
・結末として最もあってはならない、お客様のショッピングを楽しみたいという欲求を駆り立てることができない

必要なものしか買わないという状況をお店・売り場が作り出してしまっていたのです。
これからのお店・売り場は、お客様がワクワク・ドキドキ、心を揺さぶるお店・売り場でなくてはなりません。

販売実績データを判断の軸に据えることは悪いことではありません。ただ、販売実績だけにとらわれたお店は、どこにでもあるお店と一緒、特徴のないお店になってしまうのです。

考えられた品揃えも大事ですが、脳や心に働きかけるディスプレイで、お客様の感情を揺さぶっていきましょう。

 

2.ちょっと固定概念を覆すディスプレイ


固定概念を外した経験お客様の新しい実体験を生み出すお店・売り場が求められます。
私たちは、固定概念、こうでなくてはいけない、こうあるべきだというフレームワークの中で生活をしがちです。知らず知らずのうち、枠組みを超えて活動することを恐れ、過去の経験の中での活動になっていきがちです。経験からの判断は、ある程度予想がつく活動をできるために、比較的、心の安定をもたらし、行動できます。ただ、そこから得られる、感動や驚き、また大きな成果はどれだけ得られるのでしょうか?

AKBをプロデュースし大ヒットを納めている秋元康氏は、AKBの成功は「予定調和」を崩す戦略にあると言っています。予定調和とは、大勢の方が、これからの展開を同じことを思い活動していくようなもの。「予定調和」を崩すということは、誰もが期待する調和を裏切るようなものであるということです。秋元康氏はAKBだけにかかわらず、この「予定調和」を崩すという考えのもとに企画・商品をプロデュースし、大ヒットを連発しています。

そして、ここからが更に重要なのですが、「予定調和」の崩し方についても、発言しています。予想を裏切るのですから、突拍子もないことをやればいいと発想してしまいますが、そうではないと言っています。
あまり奇をてらったことをしても、市場に定着していかない。
例えば、ハンバーガーにあんこを挟むなどの商品開発をしても、一時はマスコミに取り上げられて話題になりますが、それが事業の基盤にはならないということです。※奇をてらうとは、わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとすること

お店・売り場づくりを行う上で、驚き、ワクワク、感動を生み出そうとすると、これまでにない品揃えや、販売方法、接客、ディスプレイをやろうしてしまいますがそれがお店のコンセプトを崩す要因になるのです。奇をてらってはだめなのです。

では、どうするか、ポイントは、基本に基づいたパッション≒感じる心で、お店・売り場を創り上げるということです。ここがとっても重要です。やはり、基本をおさえたうえで、感性を注ぎ込む。基本がないお店は、お客様を迷わせてしまいます。

突拍子もないディスプレイではなく、お客様の固定概念をちょっと覆すディスプレイで、購買意欲を引き出しましょう。

 

3.センスを引き出すディスプレイ


お店を創っている方がたのセンスを表現したお店・売り場を創りましょう。
センスのことを気にかけている方は非常に多いです。同時にセンスについて誤解している方も非常に多いです。その誤解とは、「センスは生まれ持ったもの、先天的なもの」であるということです。確かに日本代表のサッカー選手になるには、センスは必要かもしれませんが、デザインやディスプレイのような仕事についていえば、99%センスは知識で磨くことができると、「センスは知識からはじまる」の著者、水野学氏は言っています。センスは「身につけられる」ものと。

身に着け方は、自分のセンスと、流行り、定番の距離感、定規を手に入れることであると言っています。
まず現時点で自分がどんなセンスの人なのかを知るということ。
次のステップは、「流行っていること」「定番」の2つをおさえること。
センスは、「ありなし」ではなく、時代や場所などの要因によって最適化されたもの。
ある嗜好をもった人には、それが最もセンスがよいと映る、というようにその場に応じて変化させることができるということです。

あなたのセンスと、お客様のセンスが最も接する接点を見出すディスプレイで、カッコイイ、かわいい、そして成果の上がるお店・売り場を創っていきましょう。

私たちのVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)は、今日お伝えしてきました3つの要素を組み込み行っています。

ぜひ、あなたのお店でも、理論と感性の掛け合わされたお店・売り場づくりを行ってください!

 

 最後に


もし、理論と感性の掛け合わせが分からないというあなたは、私たちに相談してみてください。

そして、本来なら、あなたが自分でやりたいディスプレイを外部にお願いするのであれば、全力で任せる足る企業かどうか、見極めてください。
本気でディスカッションしながら、売れるお店・売り場を創りましょう。

あなたのセンス(感性)と私たちの理論(基本)を掛け合わせるお店を。

 


 

kawaku_blog川九健一郎

株式会社ビジネス・サクセスストーリー代表取締役。

組織・人事・VMDコンサルティングのすべてのディレクションを担当。

ご意見・ご質問お待ちしております。

 

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