立教大学AISECメンバーとの体験プログラム(経験学習)_1日目~2日目

1日目

①いちご狩り・大福作り in イチゴハウス

イチゴハウスは、1年中イチゴが収穫できることを初めて達成したイチゴ農家として日本1に認定されたイチゴ農家。

イチゴ狩りを行った後、採れたてのイチゴでイチゴ大福を作った。

②交流会 in 東みよし町

BSS川九社長、OCAの学生さん、行政の方、そらの郷の職員の方々、様々な機関の方が集まり、談話をしながら食事会が行われた。

地域の活性化に積極な方が多く、学生と協働して活動しているところが印象的だった。

③民泊宿泊inイチゴハウス

2日目

①フィールドワークでの成果発表会

OCAの学生達が一年かけて行ったフィールドワークの成果発表を行った。

成果発表終了後、アイセックからは、団体概要説明・普段の活動内容や、これからの地域との関わり方についての発表を行った。

②傾斜地農業体験nつるぎ町猿飼集落

傾斜角42度という急傾斜で行われている農業の体験を行なった。

A:難しいですよね

B:土が乗らない。

C:この農具は傾斜の畑に合わせて作られてるから、、市販されてなくて、地域にいる鍛冶屋さんが、オーダーメイドによって作ってる。

B:角度とか違うんですか❓

C:そうですね。特に傾斜がきついので、こんな角度になっている、もうちょっと緩いとこだと、もうちょっとゆるくなったりだとか、あと、農家の方の体格に合わせて柄の長さだったりとか、、、売ってないと思います。

B:一番傾斜が緩い畑だと、どれくらいですか❓

C:それでも、15度です。西庄はわりかし、平坦なところが多い。

ここみたいなところは他にはあんまりないと思う。

D:なので、守りたい農地だし、守りたい農法なんだけど、結局この作業が大変で、この作業の時に、外の人の力が必要になる。そこで、協働できないかな〜みたいな。もちろん、蚊帳を運ぶのも大変な作業だけど、これだと畝やってって、わかりやすい。

E:約一ヶ月の間に、百人以上、来場があったりして、、

本当にこの畑一面に、蕎麦が蒔かれてる。蕎麦って、手で刈るんです。蕎麦って、倒れやすくて、機械で収穫できないんです、結局、ひとの手で狩るしかない。この一面を何日かかかって、2人でやってる。

B:大体、一年に何回ですか❓

E:一回か二回。上に敷く以外にも、土の中に混ぜ込んだりすることもある、そういうので、流れにくくして、台風が来た時に流れたりしたのを、作物を入れる前に、今の土あげっていう作業で、上げる。。

B:畑には、何が埋まってるんですか❓

E:絹さやと玉ねぎを埋めてます。あとは、ジャガイモ埋めたりとか、一年中稼働してます。

B:石崩れることはあるんですか

E:石積みが崩れても、ここだけ直せるっていうことで、比較的復旧が早いです。これがないと、一気に下まで流れちゃいます。石垣を作ることで、被害をこの区画だけで食い止めて、そこだけ復旧する、そのために石があるんです。

石垣を作ることで、水はけを良くしたりとか、まっすぐな傾斜だと、水が流れて行ってしまうので、水が流れて行く速度を防いだり、等高線状に沿って、畝が綺麗に引いてあるんですけど、逆に必要な水とか土は、流さないで、置いておくっていう、そういう知恵があります。水を、過剰すぎてもいけないし、なさ過ぎてもいけないので、適切に管理するための石垣とか、ウネとかっていうものなんですね。

(上の休憩所)

E:ずーっとお茶飲んで、ここにいたいくらいの気持ちで。さっき言った、蕎麦の花咲く時期なんかも、座って1時間過ごしたりとか。この展望台も、西岡さんの手作りで。

F:そこで作った蕎麦米なんよ。粒が小さいほど、美味しいの。大きいほど美味しくない。香りが少ないんよ、昔から作っとるそば。タネを取っては蒔いて、取っては蒔いてな。

G:つまり、もう一つ守りたいのは、植物の遺伝子の多様性。たった一つの遺伝子も持ち込まない。なので、向こうの畑とちょっと遺伝子の性質が違ったりする、こんな小さい集落の中に、植物の多様性を守り続けてる。品種改良して、いい実が出来る植物が出来るとするじゃん❓それを固定っていうて、先祖代遺伝するためには、遺伝するしなきゃいけない。そのためには、もう一回野生種と掛け合わせすんですよ。野生種は絶対に絶やしちゃいけない。だから、これは、国際的に見ると、宝物。生きた動態保存です。だから、この農法を守り続けたい。効率化しちゃうと、たった一種類の遺伝子にみんななってしまって、ある日突然、病害虫で全滅する可能性がある。人類にとっては不幸。一つの遺伝子がダメになっても、生き残る遺伝子がたくさんあれば、食料の保証ができるじゃないですか。それが人類には必要。そこを守ろうってわかってくれてる人は、ヨーロッパの人が多い。

F:空気はな、都会と違って綺麗。東京行こうとは思わん、ここで死のうと思って、ここが一番好きじゃ。都会には生きなくない。

はりはり大根っていうんよ、これ。手切りにするんよ。

G:何に使うんですか❓

F:壺漬け。

G:不思議なんやけど、大根が育つ時に、太陽を追っかけて、ねじって育ってくの。そしたら、その反対に戻ってくる。で、手で切って、ああいう形にして、さらに漬物にする。

F:今年は猿に2畑全部食べられた、ようけ育て取ったのに、今年の猿ごつい、白菜もようけしとったのに、昨日食われた。

 

③美馬市役所訪問

美馬市役所に訪問し、戦略官と面談を行った。アイセックとして協力できる可能性などを話し合った。

 

④ナカガワ・アド コワーキングスペース訪問

活版印刷に使われていた部品などの伝統的なものや、画期的なドーミトリー・デザイン性の高い畑等の新しく生み出されたものの、両方を観察することが出来た。

A:本業は、印刷会社。なんやけど、会社はこんなん、オシャレでしょ❓

宿泊も出来る。

(畑に移動)

B:これは、ベジ畑と言って、あったらいいなっていう畑をイメージして作ってます。広告✖畑という感じで、杭とか手作りで作って、畑をデザインしている。旬の野菜をとっていただいて、会社に戻って、ピクルスとかを作って頂いたり。収穫体験であったり。

C:形がこういう風にななみになってるのは、なんでですか❓

D:ここの道沿い行くとそこにね、駅があるんですけど、jrの。そこから脇町高校に向かって、高校生が通って行くんですよ。なんかあるぞ。っていうところで、見てもらえるようにする。三角になっているところに関しては、夏はBBQやったり、、。あとは、うちの会社からWifiが飛ぶような環境になってますんで、ここでも、ちょっとした仕事ができるだとか、そういう風な整備が出来ています。去年もここで、BBQやって、フェイスブックで、ここでBBQやりますって言ったら、どんどん人が集まってきて、ここで楽しく過ごしました。

(室内に戻って見学)

D:こっちの方が、キッチンになっていて、ピクルス作ったり、料理教室などにも使って頂いております。

D:ここは、ドミトリースペースで、泊まりながら働いて頂いたり、、

これから、デザインとか色を増やして行きながら、、

C:8人収容でね、朝食ぐらいはつけようよってことで、今考えてます。今、それぞれ、防火カーテンで仕切って泊まれるような形になってるんですけど、消防の方の認可を今から得ようというところで。保健所の方はもう許可OK
というところで。あと一歩っていうところで。

最近、自電車とかよく流行ってるんですね。その自電車の方が寄って泊まって、というようなルートも提案の一つとして考えていて、提案をどんどん増やして行けたらなと。

E:国際ボランティアの学生さんがくるとしたら、何がある❓

F:単純に鍵が欲しいんじゃないかと、、

C:ドミトリー視点で来る人は女性が来ても、男性が来ても、誰が来ても気にしないっていう風に考えてます。最初の説明とかをきちんとして行こうかと。

F:アイセックっていう絡みじゃなかったら、全然大丈夫ですが、アイセックっていう絡みだと、意外と厳格ですからね。

C:今あそこにあるキッチンカーから、飲食物の提供が出来たり、キッチンからまた向こうにも、カフェスエースを設けようと設計してる最中です。

C:印刷工場ここから始まってますんで、、

これをドンとここに構えてます。

枠に入れて、紙に転写して、プラ転て言うんですけどね。そう言う手法で、印刷されている。古いものは飾って行こうかなと。もともと印刷の場所だったって言うことで。うちに、これが残ってるのはラッキーなことで、震災があった時に、パターンと倒れて、元に戻すって言うのが不可能っていう時代があって、戻すのがめんどくさいから、処分するっていう印刷会社もあった。たまたま徳島の震災の影響がなかったところのものが残っている。

印記をつけてするっていう手法と、ただただ押し込むっていう手法がある。

C:20年前に遡って、これを一個一個作るのが面倒臭いっていうことになって、今度、プラスチックをこのような形に形成して行く機会が出来て、それを一字一字ひらう必要ないですから、パソコンで入力したものを、紙にして、その紙をプラスチックが、紙の文字の通りに、凹凸が出来て、文字が出来上がって来ると。それをプラ転て言うんですけど、それを印字しよったていう時代に変わって行ったんですよね。これよりも前が、ガリ版。

C:高校生に対して、あそこに畑があるんだよっていうような、思ってくれているところから、こっちに引きつける。今、高校生の行き場所がないような状態。近くに、図書館とか喫茶ルームがあったものがsどんどんなくなって行ってしまっているから、ここを提供してもいいんじゃないかっていうこと。

小屋を一棟貸しようと。高校生価格で貸してあげて。一般のかたも、企業さんも集まりながら。ここの拠点から、西阿波を回っていただくツールにも、利用出来るかと。

E:結果的に、ひとりひとりが持つ才能がものすごく大きいんですよ。僕の住んでる集落は、25人しかいなくて、僕だけが20代。今やっている、インターンのコーディネートとかでも、自分が思っている以上に地域に影響を与えることがあって。徳島って、吉野川流域で作られる作物が、色々と違って、どんどんチャンスが広がるかなって思います。

G:国連の話でいうと、国連が目指してるのって、集落文化を守るってことなんですよ。それって、もともと国連が言い出した、コミュニティー・ベースど・ツーリズムを目指そうっていう概念なんですよ。だから、冗談半分で、原住民住んでるって行ってるけど、縄文時代の山の暮らしの文化を持っている人たち、を守っていかないと消えちゃって行くんで、そういうところですね。だから、あえて、コミュニティー・ベースド・ツーリズムって言ったり。

E:同じ作業をするときでも、地域の人に言う言葉と、インターン生に言う言葉が全然違うんですよ。

G:根っこの深いところでいうと。自然と共生する暮らしが、意識はしないけど、残ってるんですよ。今日見た、結界とか、本当に信じてるから。森には妖怪がいて、神がいて、その恵みで農作物が育つんだって思ってる、それって、非科学的だけど、その暮らし方ってやっぱり、より人間が幸せに生きるっていう価値観の根源なんですよ。非科学的なことではあるけど、守っていきたい。それを欧米の人が見ると、アメージングな世界なんだけど、一番共感してくださるのは、そこ。

昨日の西岡さんのとこ行った時、色々言ってたけど、本気で怒ってないです。動物も自然も人間も全部、自然の中の一部だっていう意識でずっと暮らしているから、イノシシに喰われようが、悔しいとは思ってない。自然全部が、自分の暮らしの中っていう、組み込まれていうっていう意識。それを都会の人からすると、効率的にものを判断するので、せっかく作った畑にを荒らされて悔しくてたまらないんだけど、山の人は、許しちゃうんです。そこの許すっていところが、いろんな考え方であっても多様性を許容する範囲が基準が高い。多様性との共生・自然との共生が。ここのフィールドが、世界の人に、感じてもらえる、共感してもらえる、価値なんです。そこを若い人たちが、広げてほしい。ムーブメントを起こすのは、若い人。

上の世代の人たちは、心の底から、融和しようというのが無理。頑張ってね。

つづく