近江商人が教えてくれる経営の秘訣

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今日は、なが~く続く、お店のことについて考えていきたいと思います。

一攫千金を狙って、大博打を打つや、油田を掘り起こすなどではなく、継続的に収益を出していくにはどうしたらいいか。

 経営している方はもちろん、誰もが心配になるのが、3年先、5年先、10年先、自分の仕事・生活がどうなっているかということですね。 

過去の教えや、歴史から学ぶことはたくさんあるのですが、滋賀県近江日野の近江商人の「三方よし!」の教えは、非常に多くのこと教えていただけます。

「三方よし!」とは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」

売り手、買い手、世間、それぞれの「よし」の状態を目指していくことが、将来にわたって継続して活動していける可能性を広げることだと。
「三方よしの!」の教えは、あの伊藤忠商事にも脈々と受け継がれています。

 伊藤忠商事の創業は、1858年、初代の伊藤忠兵衛氏が滋賀県豊郷村から長崎を目指して麻布の持ち下りの旅に出たことにさかのぼります。

忠兵衛氏は、出身地である近江の商人の経営哲学「三方よし」の精神を事業の基盤としていたのです。

http://www.itochu.co.jp/ja/csr/itochu/philosophy/

どうしても、長くお店を経営していますと、お客様目線で物事を考えられなくなったりします。

よそのお店にいくと、ここが汚い、接客が悪いと色々なことに気づくことができるのですが、自分のお店では、自店の環境に慣れてしまい、汚いないのにも気づかずに、、、

価格設定しにしても、目前の収益構造ばかりに目がいってしまい、

結局のところお客様に受け入れていただけるような価格設定にはならない、、、

価格は、どこのお店も間違った値付けをしがちです。

価格は、お客様を惹きつける大きい要素だと理解過ぎているからこそ、必要以上な値引きをしてしまうお店が非常に多いです。

必要以上の値引きは、お客様を疑心暗鬼にさせるばかりです。

通常時の価格は、必要以上にもうけ過ぎているのではないの?騙されているのでないの?

例えば、ネイル業界などを例に挙げますと、サービスの内容が変わったとはいえ、

10年前3万円~5万円の平均価格だったものが、現在は2,980円のお店がでてきてしまうほどです。

業界全体でお客様を惑わしていますので、結果として自分でネイルをやろうという動機づけになってしまうのです。

結果として、お客様離れが進んでしまう可能性を広げてしまうことになるのです。

 

お客様が求めている価格は、適正さ、一貫性、信頼性なのです。

 

事業は、一時期だけ収益を上げればいいのではなく、社会的にも事業の持続継続性を追求していかなければなりません。

「売り手よし!」しっかりと地域社会に貢献し、社員と一緒に生活を営み続ける。

「買い手よし!」売り手のサービスを享受することによって、物的にも精神的にも豊かになる。

 「世間よし!」次の世代に受け継ぐ社会形成をしっかりと行う。

ちょっと、難しい話になってしまいましたが、ビジネスの視点で簡単にまとめますと、自分の利益のことだけ考えていては、結果として長続きしないということです。

ヨーロッパでは、Sustainabilityについて、しっかりと議論が行われ、取り組みが根付いていますが、私たち日本でも本気で考え、取り組んでいかなくてはいけないと感じています。

一時的な取り組みではなく、継続的な取り組みです。

Sustainabilityについては、また次の機会に書いていきたいと思います。
奢らず、誠実に、実直に経営していきたいと思います。

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 


kawaku_blog川九健一郎

株式会社ビジネス・サクセスストーリー代表取締役。

組織・人事・VMDコンサルティングのすべてのディレクションを担当。

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